「貴方はいつも正論ばかり言うね」 「本当はわかっていたんでしょう?」 「ただ臆病なだけの癖に」 「正義の味方気取り?」 「さぞや満足でしょうよ」 「図星でしょ」 「何も知らないって顔してればそれで済むと思って」 「自分で馬鹿らしくならない?」 「美しい自己犠牲、ってか」 「君の目と耳とその頭は、飾り物ですか?」