1001-1010
子供の理屈
正義の名のもとに
はいはい、わかっていますよ
役割を終えたヒト
終末を繰り返す
そんな人間に生まれたかった
手が届かないくらいの距離がちょうどいい
いらないものは一つもない
靴は揃えましょう
回る回る、時計の針
1011-1020
羊の数が1000を越える頃
自分が一番スキ
最後の一人
散らばる楽譜
千切り捨てられた夢
おどるおたまじゃくし
空っぽのガラス瓶
破り捨てられた封筒
お金で買えないものの代表
魂盗られた
1021-1030
雨来い
交換こしよう
単一生命体
金銀財宝はいらない
触れた瞬間に消えるもの
だったら体温なんて要らない
いないいないばあ
毒を喰らう
一人じゃ生きていけないから
人喰い鬼
1031-1040
弾けるビー玉
すべて逆さま
恋とか愛とか
信ずれば救われる？
もう目を開けてもいいよ
転ばないよう、手を繋いだ
獅子より気高く
鳴かない仔猫
終わりの始まり
聞こえてないフリしないで
1041-1050
復讐、そして
屋根の上
例えるならそれは奇跡
始まりの果実
電子音で奏でる鎮魂歌
律動と跳躍
心肺停止
意地っ張りと独占欲
古い言い回し
その響き
1051-1060
死にたがりの道化師
綻んだ意思
夜の淀み
剥がれていく、偽り
誠実な男
また来世で
このまま死んだっていい
待ち受けていた結末
とりとめもない考え
人伝に聞いた話の信憑性について
1061-1070
混濁した回線
悲愴な顔
絶え間なく続く人生
真っ白な紙
回答用紙は白紙
彼は死んだらしい
私の足長おじさん
夕焼け色の君
私以外は見ないように
跳び跳ねる少女
1071-1080
左頬のえくぼ
遠くで聞こえる笑い声
ピーチクパーチク
うやむやになった約束
試運転
ウツクシイことば
暗い部屋にひとりぼっち
飴ちゃんいるか？
かもしれない
埃を被った制服
1081-1090
見えそうで見えないもの
そして私の愛を思い知れ！
砂糖のカタマリ
どうしてヒトは死ぬの？
失いたくないものをひとつ挙げてください。
ボタンの掛け違え
あなたがくだらないと思うものもすべて
風に攫われる
傷はいつまでも治らない
1091-1100
ヒトは直せない
余裕な人生じゃ、つまらない
鳴り響け、心臓
心の奥の、じめじめしたところ
暗いと見えない、明るすぎても見えない
役に立たない辞書
白はキレイ、白はカナシイ
すべて吹き飛ばせ！
天気予報によると明日の天気は
君と僕の関係のような
不確かで曖昧なのがスキなの