801-810
囁く闇
晴れ渡る空
そこにどれだけの差がある？
スピード違反
目が回る日常
魂の脱け殻
出口のない迷路
二者択一
さあ、選んで？
いつだって気のないフリ
811-820
わかってるつもりになってるだけ
痛い指摘
もう夜になる
朝は来ないよ
暗くて、自分の足元さえも見えない
笑っちゃうでしょ？
あの子の好きな人
もっとずっと一緒にいたかった
子供のままでいたい
人は儚い生き物だから
821-830
弱くて、まいっちゃうね
こっちを見ないでください
天使が降ってきた
愛してるのは君だけ
「今」はいつまでも続かない
わからせて
鈴のような声
ころころ笑う
笑ったり泣いたり
お伽噺は終わらない
831-840
遠くまで跳んでゆけ
どうか幸せでありますように
どんな犠牲をもいとわない
バス停3つ分の距離
ぬるい態度
うるさいな
もう少し、あともう少し
騎士になり損ねた姫
寒くて死にそうだ
いつか連れていって
841-850
夕闇に星
度重なるわがまま
跡形もなく消え去った
そうまでして守りたかったものは
閃光を描く
鳴り響く鐘
ポケットに入れた小銭
呼ばれたのに、振り返らなかったんだ
引き出しの奥に仕舞い込んだ未練
ジュテーム
851-860
無知は恥ではない
明日なんかいらない
奇妙な文字列
待ってなくていい
日々を消費
もう遅いよ
聞き分けのいい子になんてならなくていいよ
なんて無駄な代償行為
無駄と無意味は同義じゃない
温かな肌
861-870
それ以上を望んではいけないよ
子供のくせに
いいことなんて、ひとつもなかった
見つけた、って
誓いを立てなさい
ガラス越し
0か100か
とっても会いたかったよ
わからなくて泣いた
コードを引っこ抜け
871-880
破ることが前提の約束
違う世界を見ている
両手から溢れ落ちる
点滅するライト
なくならないよ
本当は知っていたんでしょう？
目を閉じた向こう側
速くて追い付けない
傍にいる体温
君への帰り道
881-890
100回自分を殺した
なくならない傷痕
多くを語らない背中
どうしていつも助けてくれるの？
望みを教えて
気管に入る空気
他者は排斥する時代
納得したフリはいいから
寂寥ばかりが積もる
幸せの在処を見つけたよ
891-900
最終には間に合わない
千切れる手足
思い通りにはいかないね
黒く塗りつぶされた写真
ボクが笑うとキミも笑うから
消えていく
幽霊に会いました
開け放たれた扉
名前を呼んで
笑いながら、君は言う