Overture


301-400

301-310
避ける隙もなく
君を知らずに生きていくところだった
私は私の選択をいつまでも誇りに思う
待ってなんて言わないよ
バカになれたらよかった
なにも考えずに恋ができたら
だって人間だもの
本音と建前
この言葉だけ信じてくれたら

311-320
下心?あるに決まってる
持ちつ持たれつ
たかがキス、されどキス
この世界のどこかに
君のいない世界に用はない
暗く光る
大切なものを守る術を教えてください
闇に灯る明かり
相応しくない
すべて否定してやる

321-330
傷つけるために傷つけた
その罪は、深く、重く、どこまでも滑稽
焼き付いて離れない
些末なことと君は言ったけど
窓に写る君の姿
赤く滲む
夜の街
ネオンの明かりに照らされた
暗闇は消えてしまったの
影が濃くなる

331-340
俺の愛した女
私の話を聞いてよ
砂漠の中の、最後のオアシス
白くてきれいな、
もう夜中の二時
反抗期アンチテーゼ (ある主張に対立する主張)
舞台は暗転し次の場面へ
或る朝の出来事
柔らかく笑う君が好き
運命なんて信じてないさ

341-350
秘め事
こ わ れ る
息を止めても無駄
なにもかもが手遅れ
君に触れた瞬間から
今日流す涙に意味ができる日が来る
快楽の果てに
アンニュイな週末
置いていかないでよ
ハッピーエンドしか認めない

351-360
歌う、唄う、詠う
垣間見えた本性
細い腕と足
きれいな指
髪をすく
その心を憂う
それは穏やかな日々
夢を見た
どうして、
人の心はひどく不安定で

361-370
今だけでいい、抱き締めて
すべて忘れてしまえたら
嫌い、
忘れないで
君のこと、もっと知りたいな
寄りかかっていいよ
憶えていて
一生に一度の
離さない、絶対に
カタチのないものにだって傷は付く

371-380
そんな風に微笑まないで
世界の釣り合いが取れていない
天秤に掛けたその結果
流れる景色とその目まぐるしさ
ごめんなさい、
唇をなぞる
すきすきすき、心で何度唱えても届くはずなどなかった
撫でて抱きしめて頬擦りをして、キスをする
さあ立ち上がれ、歩き出せ、前へ進め
君の後ろを歩くのが好き

381-390
一昨日おいで
お手軽な愛がそこら中に転がっている今日この頃
侵略アングロサクソン
まどろみの中で君を見つける
待って待って待ち続け、僕は灰になる
どうして見捨ててくれなかったの
分岐点はいくつもあって選び切れない
未来なんかいらない(君だけいれば、)
例えばこの感情に名前を付けるとしたら
触れたところから伝染する

391-400
先人たちの例え話
今日もわからないのに、明日なんか尚更だよ
天使、見たことある?
自虐的に嘲笑、感傷的に冷笑
遮るものはなぎ倒せ
すべてがあやふや
君と溶け合う
些細で幸福な時間
雨音が低く重く響く
思い出になるほど晴れ渡り